WOOD SQUARE

木と鉄のハイブリッド構造躯体による
ポラテック新社屋

ポラテックの新社屋

WOODSQUARE ウッドスクェア

2012月2月19日 竣工

ウッドスクェアは、ポラスグループで主に注文住宅の販売・設計・施工を行う部門と木造住宅構造材の仕入・加工を行う
プレカット部門で構成される、ポラテック株式会社の新社屋として2012年2月に竣工しました。

国土交通省が木造建築の普及を促すために実施している「木のまち整備促進事業」の採択事業として補助を受けて建設。
「木に携わる企業として、木の良さを伝えたい。」その思いから木組みのオフィスビルをデザインし、
木と鉄のハイブリッド躯体という最新技術を採用した国内3例目となる建物です。

同年、グッドデザイン賞を受賞。ビル内のハイブリット木組みの様子が外部からもガラスのカーテンウォール越しに
うかがうことができ、建物の外観から斬新さと温かみあるやさしさが感じられます。
その様子はまるで”ガラスのショーケース”に入った木造の建物であり、
ポラテック株式会社が木を扱い地元のお客様の住まいづくりに貢献する会社であるという企業姿勢を伝えています。

Detail

木造ハイブリッド構造を採用した建物で6000㎡を超える規模は日本初となります。

「大きな木のまわりに憩いを求めて人が集う」をコンセプトに、ウッドスクェアの1〜2階にはカフェや銘木展示室、ショールームが設置されています。

オフィス機能にとどまることなく、地域の人たちが集まる場として開放しています。

仕上げ材やオフィス什器にも国産材を使用しており、サステナブルな木材利用と国内林業の活性化を推進しています。

ショールームでは、お客様の住まいづくりの参考に、実物大モデルのインテリア商品を複数ご用意しています。
是非住まいづくりのお役立てください。

ウッドスクェアの1階部分には「カフェバナーノ」というカフェが併設されています。

軽井沢のモカソフトで有名なミカド珈琲を提供しており、越谷市周辺で飲めるのはここ、カフェバナーノだけ。

カフェバナーノで淹れたミカド珈琲を味わいながらゆっくりと打合せを進めることができます。

お子様用のメニューもご用意しておりますので、 お子様も一緒にお楽しみいただくことができます。

Webサイトはこちら

Explanation

一般的に「木は火に弱い」と思われがちですが、
厚みのある木材は、火災時には表面は焦げて⿊くなるものの中までは燃えにくいという
性質を持っています。

大規模な建物で多く使われる鉄骨材は、
高い強度を持っていますが熱に弱いという欠点があります。

鉄骨部分を木で被覆することで鉄の火に対する弱さをカバーすることができ、
着火しても燃え尽きることなく鎮火する「燃え止まり部材」となっています。
ウッドスクェアは木と鉄のハイブリッド部材を600本以上用いて建てられており、
国内で建設されているハイブリッド部材を用いた建物の中では最大規模の建物になります。

Infomation

所在地 埼玉県越谷市新越谷1丁目71番地2
敷地面積 2786.45㎡
建築面積 1353.51㎡
延べ面積 6592.63㎡
施工床面積 6611.63㎡
階数 地上4階、地下1階
構造 地上 S造(木質ハイブリッド構造)、地下RC造とSRC造の混構造
鉄骨のH型鋼を厚さ60mmのカラマツの集成材で覆い
1時間の耐火性能を持たせた部材で、接合部も被覆(最小かぶり厚36mm)
木材使用量
※内装・家具を除く
柱184本・大梁137本・小梁186本 合計約641㎥(丸太換算2055㎥)
材質・産地 ⻑野県東信地⽅産のカラマツ
発注者 ポラテック(株)
設計者・監理者 (株)ジェイアール東日本建築設計事務所
ポラテック(株)ポウハウス一級建築士事務所
施工者 川田工業(株)

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