01
DREAM
木は絶えず呼吸をしている生き物です。
その木を生かすには木の特性をよく知り、木と対話しなければなりません。
そうやって人と木が語り合いながら建てられる木造建築は、
単なる建築物ではなく、その時代を代表する日本文化であると考えます。
ポラテック㈱では、ポラスグループ全体の総合力を活かして、
木造建築を推進していきます。
02
NEEDS
2020年に開催されるオリンピック、
2025年に開催される大阪万博により、
「鉄鋼材の高騰」「職人不足」問題は
深刻になりつつあります。
これらにより、供給量に応じた生産しかできないのが
現状の実態です。
そこで注目されているのが「木造」建築。
2010年の10月には
「公共建築物等木材利用促進法」が施行され、
政府も木造を促進しています。
建物の構造体を木質系材料とする「木造化」、
内装その他を木質系材料とする「木質化」の
ニーズが高まっています。
03
VALUE
「公共建築物等木材利用促進法」をきっかけに
公共建築の木造化は進んでいます。
しかし、木造ならではの持続的な付加価値が提供できなければ、
木造化は一時的なブームで終わってしまうと考えます。
木を構造のハード面として求めるだけでなく、
木のもつ優しさ、柔らかさを引き出し、
ソフト面の意匠性も併せもたせることで、
木に対する価値は高まっていくと考えます。
令和という時代は、日本が超高齢社会のクライマックスに突入する時代でもあります。
これからの時代は、高気密・高断熱は当たり前に取り組まなければいけない時代になると考えます。
高齢者が人生の最期を迎える空間をどうプロデュースしていけるか。
木造だからできる高気密・高断熱という性能を活かし、性能と意匠を融合していきながら超高齢社会に対応していきます。
04
WORK
監督髙木 可耶
「目配り・気配り・心配り」
現場監督の仕事は工期・品質・コスト・安全の管理をすることですがただ図面通りに作るのではなく、実際に現場を見ているからこそわかることがあります。
現場で気づいたことや自分の意見が採用され、完成したものをお客様が喜ぶ表情を見られたときが、この仕事に一番やりがいを感じる瞬間です。
現場は多くの人が携わって完成するものですが、監督がお客様のために、職人のためにと気を配りながら仕事をすることでより良い建物が完成します。
関わる全ての人に満足してもらえる仕事ができるように心がけています。
担当した現場:保育園
棟梁齋藤 竹男(国土交通大臣顕彰受賞大工)
“木”の温もり “時間(とき)”の温もり
推定築140年の古民家を保育施設という木造施設へ再生する事業に携わったのが、棟梁・齋藤竹男が率いる職人チーム。
「伝統建築の良さを理解してほしい」
「建物を建てるために、そこに何百年あり続けた木々の命を絶ちたくない」
そんな施主様の思いをコンセプトに、
古民家のポテンシャルを余すことなく引き出すことによって、かつての面影を残しつつ、
新しい命を吹きこみました。
担当した現場:保育園
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BUILD
ポラテック株式会社は数々の賞を受賞しております。
ウッドデザイン賞2018受賞
「ポラスガーデンヒルズ㈱の本社屋WOOD GARDEN」
グッドデザイン賞2014年度受賞
「若手大工職人育成のための建築技術訓練校[ポラス建築技術訓練校]」