INTERVIEW #03
INTERVIEW #03
図面を描くことは、
お客様の人生を描くこと。
一緒に悩み、理想をカタチに。
PROFILE
木造建築事業部 越谷事業支店
設計室
松本 京花
KYOKA MATSUMOTO
2020年入社
幼いころから間取り図を眺めるのが好きだった。「自分で家をつくりたい」と思うようになり、大学では建築学を専攻。数ある住宅メーカーがある中でポラスに惹かれたのは、「自分も住みたいと思う家」だったから。同じ研究室の先輩女性社員に、社風や働きやすさを聞き、入社を決める。現在は、注文住宅の実施設計を担当。
INTERVIEW
間取り図を見るのが
好きだった子ども時代。
見てる側からつくる側へ。
幼い頃から「家が好き」でした。自宅は賃貸の一軒家で、2階に自分の部屋があったのですが、そこにいくのは寝るときだけで、私はいつもリビングで過ごすような子どもで。一人でいるより、家族といるのが好きだったんです。両親と兄と私の4人家族ですが、家族が仲良しで今も大好きです。それが原点にあるかもしれません。
ポストに入ってくるマンションのチラシなどで、間取り図を眺めるのが好きでした。見るだけで楽しくて、そんな子どもだったからか、次第に自分で「大好きな家を実際につくってみたい」と思うようになりました。
現在は注文住宅の実施設計を行っています。設計といっても2つあります。「フロント」は、主に間取りを設計する人。私が担当する「実施(設計)」は、間取りが決まった後に引き継がれてくるので、詳細をどう詰めていくかを決めていきます。棚の高さなど、2、3ミリ単位の細かいところまでも検討していきます。私はわりと大雑把な性格なのですが、神経を行き届かせて図面を描いていきます。
INTERVIEW
頭で描いたイメージが形になった瞬間。
やってよかったと思える。
何ヶ月もかけて打ち合わせして「こうしたい」「やっぱりこうじゃない」と何度も図面を描きなおして、練りに練った図面が出来上がる。それからさらに何ヶ月もかけて工事をする。自分が描いた図面と、現場で実際に完成した家を見て「描いた通りだ」と思えるとき、それは喜び以外の何物でもないです。頭の中で描いたイメージがどんどん具体化されていって、最初は形が見えなかったものがどんどん現実になっていくという感じは、何ものにも代えがたいものがあります。これこそがやりがい、やっててよかったと思える瞬間です。
WE EMPATHIZE WITH OTHERS
AND CREATE
A WAY OF LIFE.
人生の根本に関わるから、
絶対に失敗できない。
お客様とは「どんな住まいにするか」何ヶ月も一緒に考えて、一緒に悩んだり、ときには頭を抱えたりすることもありますが、その分出来上がったときの達成感は大きいです。「ありがとうございました」と言ってもらえるのが素直に嬉しいです。引き渡した後に、お客様の家に伺う機会がありました。その方の理想を叶えるために、なかなか難しい中で細部の高さや幅などを何度も調整したのですが、訪問した際に、美しくぴったりとはまっているのを見せていただいて、本当に感動しました。すごく悩んだ案件だったのでとても嬉しかったです。
「人生の根本に関われる」というのは、注文住宅ならではの醍醐味かもしれないです。絶対に失敗できないという思い、プレッシャーはかなりあります。私が間違えたら現場も間違えることになり、間違いの連鎖が起こってしまう。だからこそ、引き渡した時の嬉しさもひとしおですし、ものすごく安心します。
新人の頃は、言われるがままに行動していて、自分の意思を返せていませんでした。でも最近では、自分なりの考えを持って仕事ができるようになりました。「相手はこう言っているけれど、自分はこう思うからこうしよう」。そう考えられるようになったのは、成長した証だと思います。経験を積んで心に余裕もでき、自分自身を客観的に見られるようになってきました。
WE EMPATHIZE WITH OTHERS
AND CREATE
A WAY OF LIFE.
INTERVIEW
働きやすく、居心地がよい。
温もりのある会社の雰囲気が好き。
あることで悩んだ時に、全く糸口がわからなくて、ベテランの設計の方に相談しました。「こうした方がいいよね」と言われたりすると、原点に帰る思いがして、そう考えればよかったのかと気づかされます。図面で間違えてしまった時は「いろいろ間違えた要因はあるけど設計者として図面の書き込みが足りなかったね」など、アドバイスをいただき、身が引きしまる思いがしました。「お客様が一生住む家に携わっている設計者」として、プライドを持って働いている方々がたくさんいるから、そういうことに気づかせてもらえる。それは、ポラテックで働く人たちの魅力だと感じます。
いつかまっさらなところから
図面を描きたい。
それが私の夢。
今は、実施設計なので、決まった間取りを詰めていく作業ですが、将来はまっさらな状態で、お客様からお話を伺って、一から図面を書きたいという夢があります。家のコンセプトを考えたり、お客様の人生を一緒に思い描いたり。責任が重いことなので、今の私にはまだできない。経験が圧倒的に足りないんです。でも、今後経験を積んで、自信をつけて、その夢を叶えられる日まで、歩んでいきたいです。
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AND CREATE
A WAY OF LIFE.
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